DroMap 無人航空機飛行マップ

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解説

空港から数km離れていても、高さ制限がある「空港等の周辺空域」をドロマップで確認

ドロマップの案内画像。「空港の制限は滑走路のそばだけじゃない」という見出しと、進入表面・水平表面など、離れた場所にも高さの制限がかかることがあると示す説明
空港から数km離れた地点でも、進入表面・水平表面などの制限表面により高さ制限がかかることがあります。ドロマップは地点ごとに該当の有無と高さの目安を判定結果カードに表示します。

航空法は、空港等の周辺に「進入表面」「転移表面」「水平表面」「円錐表面」「外側水平表面」「延長進入表面」という、最大6種類の制限表面を定めています。これらの表面の下では高さに上限がかかり、離着陸経路の延長線上や、滑走路を中心とした水平・円錐状の広がりの中では、その範囲が滑走路のすぐそばだけでなく数km先まで及ぶことがあります。「空港から離れているから大丈夫」とは限りません。

これらの制限表面は、地点によっては複数が同時に重なって適用されます。その場合、その地点で実際に効いてくる高さの上限は、重なる表面のうち最も低い値です。離着陸経路そのものから外れた場所でも、円錐表面や水平表面が外側まで広がっている範囲に入っていれば高さ制限の対象になるため、滑走路からの距離感だけで判断せず、飛ばす前に地点ごとに確認しておくことが大切です。

ドロマップの地図で地点をタップすると、その地点が空港等の周辺空域に当たる場合は、判定結果カードに「空港」のチップと「空港等の周辺空域」の行が表示され、該当する制限表面の名称(例: 円錐表面、進入表面など。複数該当時は最大3件+ほか)が示されます。あわせて「この地点で飛ばせる高さの上限(目安)」として、海抜で示される制限高から地表標高を差し引いた地上からの高さと、もとの海抜の値が表示され、複数の表面が重なる地点では「重なる◯表面のうち最も低い値」である旨が添えられます。空港等の管理者の連絡先が表示される場合もあります(最大2件)。この判定は「空港等の周辺空域」レイヤーの表示・非表示にかかわらず行われます。地図上の色分け表示の切り替えは画面の「レイヤー」ボタンから行います(スマートフォンでは画面の「地図ツール」の中にあります)。

この高さの目安は、ドロマップのサーバー側で算出した参考値です。DIPSや空港公式の回答システムが示す「制限高」は標高(海抜)表記であるのに対し、ドロマップでは海抜の制限高から地表標高を差し引いた地上からの高さをあわせて表示しており、地表標高には国土地理院のデータを用いています。表記が異なるだけで制限の高さそのものが変わるわけではありませんが、表示や計算に誤りがある可能性は否定できません。

判定結果は参考情報です。実際の飛行前にはDIPS 2.0など公式の情報で必ずご確認ください。